鉄、亜鉛、銅、ケイ素などは人体のわずか0.02%を構成しているにすぎない微量元素ですが、人間の生命活動においては極めて重要な働きをしています。
鉄は人体で最も多く含まれている微量元素です。赤血球の中核にあり、酸素の運搬係を担っています。
亜鉛は免疫に携わり、ビタミンAとともに白血球が体内の細菌を攻撃する手助けをします。
銅は鉄や亜鉛と比べても、ごくわずかな量ですが、血管の柔軟性に関わっており、ヘモグロビンから受け取った酸素を細胞に渡す重要な役割があります。
ケイ素は体内で皮膚にもっと多く分布しており、しなやかな血管作り、動脈保護の役割もあります。